千葉県で地域情報サイト「まいぷれ」を運営するまいぷれ編集部（株式会社フューチャーリンクネットワーク）です。2000年に船橋市で立ち上がった私たちは、地域の魅力を発掘し、編集し、発信することで、地域愛や地域への誇りを生み出して「地域活性化」を目指してきました。

現在では全国600市区町村、千葉県内では36市区町村で「まいぷれ」を展開しています。まいぷれ編集部は2017年くらいから自治体様より「ふるさと納税」のお手伝いを依頼いただくことが増えてきました。

日々、地域を歩き回り、魅力的な産品を探し、事業者の方に返礼品としての出品を交渉し、その数は3,000事業者様を超えました。

そんななか、出品のお声がけをした事業者様からは以下のようなお声を耳にします。

「地域には貢献したいけど、自分の商品で人気出るの？」

「ECサイトみたいなものだよね。大変だし難しいんじゃない？」

「メールでの注文が入るの？FAXならなんとか対応できるけど…無理だよね？」

こうしたハードルによって日の目を見ない隠れた逸品が地域にはたくさんあるんです。せっかく魅力的な品があるのにここであきらめてしまうのはもったいない！

まいぷれ編集部は

「人気が出るように一緒に魅せ方を考えましょう！」

「大丈夫です！発注から発送まで丁寧にお伝えします！」

「もちろんFAXでも大丈夫ですよ！でもメールの方が便利かもしれないので一応聞いてみませんか？」

とお声がけしながら二人三脚で取り組んできました。

結果、おばあちゃんが1人で作っている箒に人気が出たり、県のアンテナショップで取り上げられるほど人気の品ができたり、商品開発のテストマーケティングにつながったり・・・

様々な可能性が拓けてきています。

こうして自分の商品に自信を持ったり、新たなチャレンジをしたり、苦手を克服する事業者様が数多くいらっしゃいます。

機会さえあれば、ちょっとした支援があれば、地域の事業者様の商品はもっと多くの方のもとに届く。

もっと喜んでいただける。

そして彼らのためには適切な土俵があれば良いのだろうか？

価格や評価の点数で比べられない本質的な価値を評価してもらう方法は？

なんでも検索して買う時代にどうやったら地域の産品を見つけてもらえるのだろう？

偶然の出会いを生み出すには？

そんなことを考えていった先に思いついたのが「地域の魅力的な産品を集めたカタログギフトを作ろう」、「それもまずは私たちの地元でもある千葉で」というアイデアでした。